グラミー賞最多8部門受賞!!
『スラムドッグ$ミリオネア』、ようやく日本にも上陸しました。
そして、早速見に行ってきましたよ!
これはやばかった。すごいのはもちろん予感してたけど、すごい要素が沢山すぎて、映画を見終わった後は、『何も言えない』状況でした。ハァー・・・。
『悲しさ、醜さ、弱さ』
そして
『強さ、愛、奇跡、インドの美しい街並・衣装・音楽』
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 Viva City Cinemaで公開中 |
美しい街で行われるのは凶悪な犯罪。
美しい衣装に身をまとった女性の悲しい姿。
無邪気でかわいい子供たちの悲しい現実。
そんな相反するものが混在する映画でした。それはまさに、富と貧困が混在したインドのムンバイという街そのものなのかもしれません。
そして、こんなに感情が揺さぶられたもう一つの理由。
それはきっと、この映画が単に映画のストーリーでなく、少なからず現実のインドの姿を映し出しているからだと思います。
映画を見る少し前に見たニュースで、この映画の取材でインドを訪れた海外記者に、ヒロインの少女時代を演じた女の子の父親が、『人身売買』の交渉を持ちかけたことが話題になっていました。
とても悲しい姿だけど、それを映画で世界中の人に見てもらうことはとても意味があることだと思います。現実を伝えることから変化が始まると思うから。
それにしても、この映画のダニー・ボイル(Danny Boyle)監督はすごいです。
薬物中毒の少年の姿を描いた『トレインスポッティング』(96)を初めて見た時も衝撃でしたけど、彼は難しい問題を、堅苦しくではなく壮快に、重々しくではなく軽快に描き、そして更にはオシャレに描けるんですよね。
だから、一番見て欲しい若者に伝わるんですよね。
個人的には音楽がとっても素晴らしいと思いました♪
受賞8部門の中に『作曲賞』というのもあったから期待はしていましたが、これも期待以上でした。
そしてびっくりしました。とてもオシャレです。
これも、きっとリアルなインドの音楽とは違うと思うんです。
でもインドの音楽なんです。笑
私達に入りやすくて、とてもインドを感じられる音楽。
以前、京都の祇園を舞台にした『SAYURI』という映画がありましたが、ここで使われた音楽も私達日本人からしたら『the 日本』の音楽ではないんですよね。
私達が思う『the 日本』の音楽ってやっぱり演歌や『ピ~~~♪』っていう笛の音だったりするから。
でも『伝える』ためには全てがリアルである必要がなく、見る人にとって『受け入れやすい』ということが必要だなって感じました。
そうそう、最後に。
『作品賞』もとってるんですよね。この映画。
ほんとにすごいですよ~
さて問題です。『主人公ジャマールは、クイズミリオネアの最後の質問に正解するでしょうか?』
答えが出る前に私は隣で一緒に見ている友人に、『正解すると思う??』って聞いてみたんです。
私と友人は二人とも外れました。
どんだけすごいんですか、この映画。
もうグルングルン振り回されました!