この連休から公開されたトム・クルーズ主演の映画、『ワルキューレ』を見に行ってきました。
ヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」を扱った実話に基づいた映画。終止静かでシリアスな雰囲気。ポップコーンもカリカリ音をたてないようにしずか~に食べないとだめでした。汗
毎日沢山の人が殺されていたヒトラー独裁の時代。張りつめた空気に恐ろしい雰囲気。恐くて目を背けてしまう場面もたくさんありましたが、実際にここにいた人たちはどれほど恐ろしい思いをしたのだろ~と思いました。想像しただけで、こわすぎる。。。
|
 |

2008.3.20~Vivaで公開 |
以前に『ヒトラー』という映画を見た事があるのですが、それはヒトラー目線の映画。よく知られている恐ろしい独裁者という顔以外に、家族や側近を愛する姿も見ることも出来ました。彼の『普通の人間』の側面を見て驚いたのを覚えています。
そして今回の映画『ワルキューレ』は、ヒトラーを暗殺しようとする反逆者目線の映画。トム・クルーズ演じるシュタウヘンブルグは、祖国を愛する誇り高き軍人。国の為に戦い、自らの体の一部をも失います。
しかし、彼は気づきます。『このまま死んだら愛する子供達や祖国に何も残せない』と。そして、反逆者のリーダーとなります。
私が驚いたのは、ドイツ国内にも、反逆者となりヒトラーを暗殺しようとした人がたくさんいたこと。それは力の弱い一般の人だけでなく、ヒトラーの側近や地位のある政治家や軍人の中にも。
これを知って、ちょっとうれしくなりました。どこかで、ドイツの軍人はみんなヒトラーの言いなりというイメージが勝手にあったから(洗脳されているというか)、でも実際にはヒトラーは間違っていると思っていた人はたくさんいて、みんな家族や仲間を愛するという気持ちも持っていたということ。
みんな(ヒトラーでさえも)、現代の私達のように家族や仲間を愛する気持ちを持っている普通の人。それでも間違った事をしてしまう。
今回のトム・クルーズだって、暗殺、嘘、裏切りの行為をするのだから、100%正しいとは言えなくて、ヒトラーも100%悪いとは言えなくて、だから人は『判断』に迷い、そこで正しい道を選ぶか間違った道を選ぶかでその後に大きな影響を及ぼすのだと思います。
この映画で反ヒトラーのトム・クルーズ側の人たちでさえ、最後までみんな悩みます。最後までどちらつかずの人もいました。
判断って本当に難しいですよね。こんな平和で恵まれた環境にいても、判断に悩む事はたくさん。人に流されることもあるし。
どんなに周りの人が反対しても強い信念を持って正しい行動をできる人でありたいのですが、私はまだまだ修行が足りていません。。。
今回映画館でスーツ姿の男性が一人で見に来ている姿が目につきました。私のすぐ隣には、父親ぐらいのスーツ姿の男性。そして、映画館を出る時にも、スーツ姿のおじいちゃんを見かけました。
なんだかいつもと違った客層にちょっと驚きましたが、それだけ幅広い客層の方を引きつける映画なんだと思います。一つの歴史の事実を確認する意味でも、年齢や国籍に関係なくたくさんの人に見てもらいたい作品です。
それにしても、トム・クルーズは古き時代のシリアスな役柄がよく似合いますね~